誰しもが持っている「嫉妬」という感情。ネガティブな感情の一つとして知られる「嫉妬」の感情が強いと、
人間関係が上手くいかなくなってしまうこともしばしばあります。
特に嫉妬深い男性はモテないので、できることならば嫉妬せずに恋愛を楽しみたいですよね。
おsこで今日の記事では、この「嫉妬」の感情を上手くコントロールして味方にする方法、
嫉妬のメカニズムや嫉妬心が湧き出た時の対処方法について解説していきます。
嫉妬してしまうのはどんな時？
どうして人は嫉妬してしまうのでしょうか？嫉妬とは、他人が自分より優れている、欲しいものを手に入れていると思ったときに感じるネガティブな感情です。
この嫉妬の感情は、貧しい生まれの子供がお金持ちの同級生を見て羨ましく感じるように、自分自身が恵まれていないように感じたときにも起こります。嫉妬は恋愛や仕事、友情の中で頻繁に見られる感情であり、自分が好意を持っている相手が他の人や物に興味を持っていると感じたときにも嫉妬が発生します。
恋愛で嫉妬する人、しない人の違いは？
恋愛において自分以外の人に対する嫉妬は、ほとんどの場合、自尊心や自己評価の低さから生じます。
逆に言えば、自己評価と自尊心が高い人は他人に嫉妬しないとも言えます。
嫉妬とヤキモチの違いは？
ヤキモチは嫉妬の感情の一部であり、好きな相手が自分以外に興味を持っているという状況で使用されることが多い言葉です。
嫉妬は、度を超えると攻撃的になったりストーカー化したり、人間関係に深刻な悪影響を及ぼすことがありますが、適度な嫉妬ならされた方も相手を可愛く思うなど、恋愛においてプラスに作用することも。
実際、恋人や結婚相手に対して「もっとヤキモチを焼いて欲しい」と感じる人も少なくありません。
ヤキモチの方が嫉妬に比べると軽い感情であり、可愛らしいイメージがありますが、本質的もは嫉妬と同じものです。
どちらも適度な範囲であれば、人間が当たり前に持つ健全な感情と言えます。
嫉妬をしてしまう心理状態は？
最初に告白しておくと、僕が非モテだった頃はかなり嫉妬深い性格でした。
そんな嫉妬深い性格のため何度も上手くいきそうな恋愛もぶち壊してきた経験があります。
僕の実体験から、嫉妬深い人の心理状態について解説していきます。
自分がちっぽけに感じる
嫉妬する男性にとって、好きな女性は世界で最も大事な存在です。
特に一途な非モテ男性にとって好きな女性の存在は重く、いなかったら人生に意味なんてない。
そんなふうに考えている人も多いでしょう。
しかし、自分にとって世界一大事な存在である好きな女性にとって、自分はたくさんいる男の一人にすぎないと気づいてしまった時、
なんなら、自分がいなくても彼女の世界にはなんの問題もない、他の男を自分よりも優先している。
そんなふうに感じると、自分よりも好きな女性と仲が良い男や、付き合っていて好きな時に抱ける男へのジェラシーが燃え上がり、
自分という人間は存在していて意味があるんだろうか？自分は小さな存在だ...
そんな絶望的な気持ちになります。
独占欲が湧き出てしまう
独占欲が強くなると「自分以外の男と仲良くしないでほしい」「彼女を独り占めしたい」という気持ちが生まれます。
好きな子と付き合って独占したいのに叶わない、自分よりも後から現れた男と仲良くしている、
自分よりも先に知り合った元彼と親しく話している、
自分が仲良くしたいのにそれができない状況に陥ると、嫉妬心が出てきてしまいます。
大切なものが奪われるような感覚
好きな女性が自分以外の男とデートしていると、大切なものが他人に奪われる危険を感じて、
気が気ではなくなってしまいます。かといって、自分は好きな女性をデートに誘う勇気もない場合も。
非モテ男性の中にはそんな自らの嫉妬心の大きさに疲れ果てて、現実世界の女性との恋愛を諦めてしまう人も少なくありません。
知っても仕方ないことにこだわって、さらに嫉妬してしまう悪循環
嫉妬心の強い非モテ男性は好きな女性のSNSを毎日チェックして、デートしていたり男の知り合いが増えているのを見て落ち込んだり、
LINEの返事がないのにSNSにログインしているのを確認してへこんだり、知ったところで仕方のないようなことをついつい調べてしまいます。
幸せな恋愛の時に感じるドキドキ、わくわくする気持ちと違い、嫉妬の場合は触ったら悪化するとわかっている傷口をかきむしりたくなるような、なんともいえないネガティブな気持ちがベースにあります。
男女別で嫉妬心に違いはある？
あくまで傾向ですが、同じ嫉妬心でも明らかに男女差はあります。
女性の嫉妬心は
- 自分よりも若くて美しい
- 男からチヤホヤされている
- 金持ちのイケメンと子供を作って、幸せに結婚生活を送っている
など、ルックスや若さ、幸福な結婚など「女性としての魅力」に関わる部分であることが多いです。
それに対して男性の嫉妬心は、見た目ではなく「自分よりも仕事ができる」「女性を口説くのが上手い」「収入が多い」
といった能力面であることが多いです。
嫉妬深い男がモテない理由
恋愛において嫉妬している状態の男は、「好きな女性が他の男に取られたらどうしよう」と、完全に余裕を失ってしまっています。
女性は余裕のない男が大嫌い
嫉妬ばかりしている男を見ると、多くの女性は
こいつは他の女性から相手にされない雑魚だな
こんな風に考えて、価値を低く感じてしまいます。
多くの一途な男がモテないのは嫉妬深いから
恋愛ドラマや映画と違って現実世界で一途な男はモテないと言われますが、
一途な男は好きな女性以外に一切興味がなく、リスク分散ができないので余裕がありません。
5人の女性を同時に追っている男なら、そのうち一人が他の男に取られてもダメージは少ないですが、
1人に絞って追っている男にとって好きな女性との失恋は死活問題で、嫉妬心も当然、大きくなってしまいます。
嫉妬心の大きさは余裕のなさと同義なので、一途な男がモテないというのもうなずけるところです。
嫉妬心を抑えたいときの対処法
僕が嫉妬心を抑えることができるようになったのは、嫉妬心をネガティブな感情ではなく、自分の欲しいものを教えてくれるポジティブな感情だと捉えるようになったからです。
みなさんはイケメンの俳優や大谷翔平選手に嫉妬しますか？
おそらく嫉妬しないでしょう。その理由として、人は手に入れられる、なれる可能性のないものには嫉妬しないからです。
嫉妬するのは「自分とそれほど変わらない見た目、収入の男が好きな女性と付き合っている」など、
「自分にも手に入れることができる可能性があったのに」と感じる場面がほとんどではないでしょうか？
僕は嫉妬心が芽生えたら
僕の欲しいものを教えてくれてありがとう
と感謝するようにしています。
そして、嫉妬対象の男ではなく自分に目を向けて、欲しいものを手に入れるための自分磨きをします。
こうすると、嫉妬心は敵ではなく欲しいものを教えてくれて、手に入れるための味方となってくれます。
「嫉妬している＝手に入れられる」と考えて自分を磨きましょう
メタ視点で嫉妬心を抑える
嫉妬心が生まれた時に、嫉妬心を認めてメタ視点を用いると抑えることができます。
メタ視点とは、自分を客観的に捉えること、幽体離脱して上空から自分を俯瞰しているようなイメージです。
「嫉妬している自分」を客観的に捉えることで冷静さを取り戻すことができる場合があります。
嫉妬した時にやってはいけないこと
嫉妬心が強いと、好きな女性にあたってしまったり、身勝手なストーカーになってしまったり、
上手くいっていた恋愛でもぶち壊してしまう危険性があります。
そして、嫉妬心と特に相性が悪いのが「アルコール」です。
嫉妬でイライラしたからといって、アルコールで気を晴らそうとすると、
泥酔して好きな女性に連絡したり、精神的に不安定になったりと、恋愛においてはマイナスしかありません。
飲酒が好きな方は特に気をつけてくださいね！
筋トレは嫉妬を抑えるためには最適の趣味
溢れ出る嫉妬心を抑えるには身体を動かすのが効果的です。
特に筋トレなどハードな運動をしながら、嫉妬で落ち込むことはかんたんではありません。
筋トレをしていたら、嫌なことも頭から離れていくこともありますし、ハードな筋トレを達成すると自己肯定感も上がって精神的にも強くなることができます。
嫉妬心をどうしても抑えられない方は、家で落ち込むよりもまずは体を動かして気分転換してみましょう！
