あなたはお酒、タバコ、ギャンブル、ゲームなど何かに依存した経験はありますか?
DVを受けているのに別れられない女性、パワハラを受けるブラック企業を辞められないサラリーマン、身体に悪いとわかっていても辞められないタバコ、これらには心理学的に明らかな共通点があります。
この依存の仕組みを知ることで、あなたは恋愛強者となることができるでしょう。
彼氏(彼女)好きな人を依存させるメリット
今日の記事で恋愛における依存を深く理解することによって、あなたには以下のようなメリットがあります。
- 苦しい恋愛依存の沼から抜け出せる
- 望まない相手から依存されることを避けられるようになる
- 好きな異性をベタ惚れさせることができる(悪用厳禁です)
タバコや酒なども依存のメカニズムは恋愛と同じなので、「依存」を正しく理解して恋愛上手になりましょう
そもそも依存とは何か?
最初に「依存」について詳しく掘り下げてみましょう。
たとえば依存しがちな嗜好品、お酒やタバコですが、生まれたばかりの赤ちゃんは当たり前ですがこうしたものに依存などしていません。
しかし、大人になってある日お酒を飲んだりタバコを吸ったりして、最初は美味しいとは思いませんが繰り返し摂取することで「習慣」としてあなたの生活の中に欠かせないものとなっていきます。
コーヒーを飲んだらタバコを吸う。朝起きたら一服する。など習慣化することで依存は始まります
習慣化すると依存が生まれて不足が我慢できなくなる
毎日の生活の中で「コーヒーを飲んだらタバコを吸う」「夕食後にはビール」など、習慣ができてしまうと、それが不足した時に我慢できなくなってしまいます。禁煙を始めても、コーヒーを飲んだらセットとしてタバコを吸う習慣がある方は、また吸い始めてしまったり、一度習慣化されると人間は現状維持を好む生き物なので、なかなかこうした依存を抜け出すことはできなくなります。
そもそも、お酒もタバコも子供の頃には必要なかったわけですから、それが不足していても全く問題はないはずです。しかし、「習慣化」されることによって、依存の沼にハマってしまうという仕組みになっています。
恋愛における依存も本質的にはタバコや酒と同じなので、依存しない、依存させるためにはこの「習慣化」が鍵となります。
違法ドラッグをやったことがない人、酒を飲んだ経験がない人は依存しません。依存とは習慣化してそこにあったものが不足することで生まれます
好きな人を依存させる方法 その①
ここからはいよいよ本題です。恋愛における依存のステップを記していきましょう。
まずは一つ目の方法について解説します。
1.あなたの存在を相手の中で習慣化する
最初のステップとして、あなたがお相手を満足させる習慣をつけることが重要です。例としては
- 会うたびに褒める
- 「おはよう」「おやすみ」など、毎日決まった時間にLINE
- 定期的に悩みの相談に乗る
このように、なんらかの形でお相手の生活の中に入り込みましょう。
安心感を与える、共感する、他の人とは違う褒め方をするなどは、特に効果が高いです。
こうしてあなたが居心地の良い存在としてお相手の生活の中で習慣化すると、依存への第一ステップは完了です。
2.急激に不足させる
ファーストステップであなたの存在がお相手の中で「当たり前にある」ものとなったら、次に急激な不足を発生させましょう。
特に「良い人止まり」「友達止まり」で恋愛に失敗している優しい方は、お相手の気持ちを満たしてあげて居心地の良さを与えることができても、不足を発生させられない方が非常に多いです。
優しすぎる人は安心感をずっと与え続けてしまうので、依存させることができません。
依存させるためにはお相手にとってあなたの存在が当たり前になった、心を満たせる存在になったタイミングで、その満足を突然、不足させるようにしましょう。
安心感を不足させる方法
最初に与えた安心感を不足させる方法はとても簡単です。
(いつも褒めていたのに)褒めなくなる
(いつも連絡していたのに)挨拶の連絡をしなくなる
(いつも相談に乗っていたのに)用事がある、忙しいと断る
このように、お相手にとって「いつもと違う」不足した状態を作りましょう。
そっけない態度、ラインの返信がいつもよりも遅いなど、段階的ではなく急激に変化をつけた方が効果は大きくなります。
習慣化→急激な不足によってどうなる?
毎日タバコを吸っていた方が、いきなりタバコを吸えなくなるとずっとタバコのことを考えてしまい、他のことが手につかなくなります。違法な薬物に依存している方は、やめようとしても習慣化からの急激な不足によって精神的におかしくなり、どんなことをしてでも再び薬物を手に入れようとします。
1→2のステップを踏むことで、恋愛においてもこのような現象が起きます。
あなたからの連絡がなくなったとしたら
前までいつも連絡をくれたのに..どうして?何かあったのかな?
こんな風に、心の中にクエスチョンマークが生じます。
そして、前まであなたが優しくしていたならば
あれ?俺何か嫌われることをしたのかな?
こんな風に、お相手のことを考えてしまいます。
恋愛の基本として、相手のことを考える時間が長ければ長いほど、好きになっていきます。
お相手を満足させるだけではダメで、急に不足させることによって、あなたの存在がお相手の中で際立つようになります。
ちなみに昔の僕もそうなんですが、一途で心優しい人ほどこの「不足」させることが苦手です。ただ優しくして満足させるだけでは「良い人止まり」になってしまう可能性が大です。
しかし、優しい人がこの依存のメカニズムを知らないのは本当にもったいない。
なぜなら、あなたが優しければ優しいほど、お相手に与えている安心感を不足させた時の効果は大きいからです。
3.イレギュラーに相手の心を満たす
安心感を与える→急激に不足させる
というステップを踏んだら、次に再び安心感を与えましょう。こうすることでお相手は
よかったー 嫌われてなかったんだ
こう考えて安心します。
いつも吸っていたタバコがいきなり吸えなくなって、ようやく一本もらうことができたら普段の何倍も美味しく感じるように、
一度不足させることであなたの安心感が何倍ものインパクトを持つようになります。
そして、ここからが重要なのですが、与えてからまた相手の安心感を不足させます。そして、イレギュラーに「与える→不足させる」ことを繰り返します。
悪用厳禁ですが、イレギュラーに安心感を与えることで、お相手はその安心感を手に入れるためにはどんな犠牲も払うようになります。
ホストや水商売の女性は、こうしたテクニックを使ってお客さんを依存させて大金を使わせることも。
DV男、ヒモ男なども、普段はクズでもたまに優しくすることによって女性を依存の沼にハメているという仕組みです。
好きな人を依存させる方法 その②
一つ目の方法は、最初にあなたが好きな人に何かをしてあげることが第一ステップでしたが、
もう一つの依存させる方法は、先に相手に何かをしてもらうことから始まります。
1.小さなことをお願いする
第一ステップとして、小さなことでも良いので好きな人にお願いをします。
「相談に乗ってほしい」「先輩のプレゼント選びのアドバイスが欲しい」「苦手科目を教えてほしい」
など、基本的になんでもOKですが、いきなり大きなお願いをしても聞いてもらえない可能性が高いので、
ちょっとしたお願いから始めるのがコツです。
2.お願いをさらに続けて相手にお金や時間、労力を使わせる
お願いをさらにエスカレートさせていきます。世話を焼いてもらったり上手くお願いをすることで、お相手はあなたのために時間やお金をかけることになります。
相手の負担になるお願いばかりしてたら嫌われるのでは?
と思われるかもしれませんが、心理学的にはお金や労力、時間を費やすことでお相手に「サンクコスト効果」が生まれて、
負担が大きくても損切りをすることができなくなります。
ギャンブルで多くのお金をかけると、それまで使った金額がもったいなくて勝つまでやめられなくなり、負けがさらに膨らんでいくのも、このサンクコスト効果によるものです
キャバクラなどで女の子にお金を使いすぎた男性も、女の子を落とせるまで引き返せなくなり、さらにお金を使ってしまいます。
ホストクラブにハマる女の子も同じ図式ですね。
3.お金を借りる、長く付き合うなどさらに時間をかけさせる
悪用厳禁ですが、さらにエスカレートして女性にお金を出してもらってヒモになる、お金を借りる、長く付き合うなどしていると、
女性側はこう考えるようになります
ここまで時間もお金もかけたんだから、ちゃんとお金持ちになって結婚してもらわないと割に合わない
こうしてダメ男にハマる、依存させられる女性が誕生してしまうわけです。
くれぐれも悪用厳禁のテクニックですが、恋愛で貢ぐ側、お金や労力をかける側は著しく不利な立場になることがある。
これだけは覚えておいてください
依存を深める「揺さぶり」テクニック
依存を深めるための「揺さぶり」テクニックについてご紹介します。人間関係、特に恋愛において深い繋がりを築くことは、相手に対する深い理解と繊細な心理操作を要求される場合があります。このテクニックは、相手の心理に巧みに作用し、自分に対する依存度を高めることを目的としています。しかし、使用にあたっては、相手の感情を尊重し、責任を持って行う必要があります。では、どのようにして「揺さぶり」テクニックを効果的に使えるのでしょうか。
まず、相手の興味や関心を引きつけるためには、ある程度の不確実性を保つことが重要です。人は確実性よりも不確実性の方が心理的に引き付けられる傾向にあります。たとえば、あなたが相手に対して好意を持っていることが明白な場合よりも、相手があなたの気持ちをはっきりと把握できない状態の方が、相手はあなたのことをもっと知りたくなります。
次に、相手の心を掴むためには、相手の現実逃避の欲求を理解し、それに対して適切に反応することが重要です。人は誰しもが現実から逃れたいと思う瞬間があります。そのような時、あなたが安心感を提供する存在であれば、相手は自然とあなたに依存するようになるでしょう。例えば、相手が日常のストレスから解放されたいと願っている時、あなたがその逃避先となることで、心理的な支えとなりえます。
また、相手を揺さぶるためには、時には距離を置くことも効果的です。常にそばにいることで安心感を提供することも大切ですが、時には意図的に距離を置くことで、相手に自分の存在の大切さを再認識させることができます。このプロセスを通じて、相手はあなたがいない生活を想像することが難しくなり、結果としてあなたへの依存度が高まります。
最後に、これらのテクニックを駆使する際は、相手の感情や精神状態を十分に配慮し、相手が心地良く感じる範囲で行うことが重要です。無理に依存を深めようとすると、逆効果となりかねません。真の関係性の深まりは、相互の理解と尊重に基づいて築かれるものです。したがって、「揺さぶり」テクニックは、あくまで相手との絆を深め、互いにとってプラスとなる関係を築くための一つの手段として考えるべきです。
恋愛心理学は、相手との関係を深めるための有効なツールを提供しますが、その使用には常に相手への敬意と愛情を忘れずに。
好きな人を依存させる際の注意点
今日紹介した好きな人を依存させる、沼らせるテクニックは使うことによるデメリットもよく理解しておきましょう。
依存されないよう注意
好まないお相手にこの依存のテクニックを使うと、ストーカー被害など意外なトラブルに発展するかも。
冷たく接しているのに、逆にお相手の心を燃え上がらせてしまう場合もあります。
お相手がメンヘラ化してしまう危険性がある
依存させるには満足と不足の振り幅を大きくすることが鍵となりますが、この振り幅が大きすぎるとお相手が思い悩んでメンヘラ化してしまう危険性も。依存化のテクニックはあくまで恋愛を盛り上げるためのスパイスとして使うことをお勧めします。やりすぎには注意しましょう。
一人の時間がなくなる
僕の経験では、彼女をベタ惚れさせてしまうと四六時中一緒にいることを要求されるようになりました。
週末に泊まりにきて、そのまま何日も帰ってくれないなんてことも。
ラブラブでいつも彼女と一緒にいたい方には問題ありませんが、一人の時間を大切にしたいタイプの方は、
依存させすぎないよう注意しましょう。
束縛が激しくなる
恋愛において相手に依存してしまうと、「この人を誰かに取られたらどうしよう」「見捨てられたらどうしよう」といった不安が生まれます。
あなたがお相手を依存の沼に落としてしまうと、単なる異性の友人と喋っているだけでもお相手は不安になり、束縛が激しくなることもあります。
相手を好きでなくなってしまうことも
男女問わず恋愛において、人は手に入りそうで手に入らないお相手に惹かれます。
あなたが大好きな人を沼らせて依存させてしまい、あなたにベタ惚れの状態になると「手に入った」ものとして、
必死に口説いて「手にいれる」までは大好きだった相手に興味を失ってしまうこともあります。
また、相手を好きすぎると精神は不安定となり、特に嫉妬深い男性は女々しい印象を相手に与えます。
こうなると二人の関係は悪化して恋愛はうまく立ちいかなくなるでしょう。
依存で成り立つ恋愛関係は破綻しやすい
激しく依存されると、いくら好きな相手でも次第に重さ、しんどさを感じるようになっていきます。
激しく燃え上がる恋愛は燃え尽きるのも早いというわけですね。
長く無理なく付き合えるカップルの多くは、依存ではなく自分は自分、他人は他人という線引き、適切な距離を取れている場合が多いです。
大好きなお相手と長期的に安定した関係を築きたい方は、依存しすぎない、依存させすぎないよう注意しましょう。
まとめ
今日は男女共通、依存の仕組みと恋愛においてお相手を依存させるためのテクニックについて解説しました。
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